「 自分の思考に注意すること。 」
この言葉には、
ある本で出会いドキッとしたのを覚えています。
自分の言葉に注意すること。
それは自分の行為となるから。
自分の行為に注意すること。
それは自分の習慣となるから。
自分の習慣に注意すること。
それは自分の性質となるから。
自分の性質に注意すること。
それは自分の運命となるから。
これらの言葉を一度ぐらいは
耳にした方はたくさんいらっしゃることでしょう。
ユダヤの律法のひとつ、
タルムード に書かれている有名な言葉です。
人として大切な本質をこれほど分かりやすく、
明快に記した言葉を他にわたしは知りません。
この言葉は、ある国の情報局員になるための
心構え としても伝えられているほど、
人間の本質をついている言葉です。
モーセが伝えたもう一つの律法とされる
「 口伝律法 」を収めた文書がタルムードです。
つまり、
「 口頭で伝えるべきこと 」 ということです。
多くのユダヤ教徒の生活、信仰の基になっています。
他にも少しタルムードの中の言葉を紹介します。
・自信を失うという事は、自分に対して盗みを働く様なモノである。
・人を傷つけるモノが三つある。 悩み、いさかい、空の財布だ。
その内、空の財布が最も人を傷つける。
・世の中には度を越すと行けないモノが八つある。
旅行、性、富、仕事、酒、睡眠、薬、香料だ。
・柔軟な木は折れないが、硬直した木は折れる。
・豚は食べ過ぎる。苦しんでいる人間は話しすぎる。
・賢い者は、自分が何を話しているのか知っており、
愚かな者は、自分の知っている事を話す。
・金は、よいセンス意外のモノなら何でも買える。
・粉屋が煙突掃除屋と喧嘩をすると。粉屋は黒くなり、
煙突掃除屋は白くなる。かゆいところをかく事と、
困ったときに金を借りる事は、一時しのぎに過ぎない。
・幸運から不幸までの道のりは短く、
不幸から幸運までの道のりは長い。
・自分より賢い者に負ける方が、
自分より愚かな者に勝つよりも得だ。
・三つのモノは隠す事が出来ない。恋、咳、貧しさ。
・金は道具である。道具に支配される者はいない。
だから道具はできるだけ多く持っていた方がいい。
・貴方の親友が、貴方にとって蜂蜜のように甘くても、
全部なめてしまってはいけない。
・友が怒っている時に、なだめようとするな。
悲しんでいる時に、慰めるな。
・評判は最善の紹介状であり、表情は最悪の密告者だ。
・嫉妬は千の目を持っているが、一つも正しく見えない。
・結婚へは歩け、離婚へは走れ。
・富は要塞であり、貧苦は廃虚である。
・出逢った人全てから、何かを学ぶ事が出来る人が世界中で一番賢い。
・無恥と自負は兄弟である。
・多くの者は考えたくないので、逃れるために本を読む。
・自分の言葉を、自分が渡る橋だと思いなさい。
しっかりとした橋でなければ、貴方は渡らないでしょうから。
・ゴシップは必ず三人の人間を殺す。
言い触らす人。反対せずに聞く人。話題になっている人。
・酒が頭に入ると、秘密が押し出される。
・最も大切な事は研究ではなく、実行である。
・お世辞は猫の様に人をなめるが、やがてひっかかれる。
・男は両頬の間と両足の間で評判が決まる。
・ある人は若くして老い、ある人は老いても若い。
・自分の欠点ばかり気にしてる人は、人の欠点に気づかない。
・人間は、他人のささやかな皮膚病は気にしても、
自分の重病は目にはいらない。
・嘘つきに与えられた最大の罰は、彼が真実を語った時も、
人が信じないことだ。
・人間は、20年かかって覚えたことを、
2年で忘れることができる。
いかがでしょう?
ドキッ! とする言葉だらけじゃありませんか?
(ユダヤの少年達は幼少期から読み込む!!)
これだけ人間の本質をみつめ、見通していながらも、
非常にわかりやすく伝えてくれている。
古の賢人たちは
いったいどれほど未来を見通していたのでしょう。
日本のマスコミの罪と日本人の情報力
マスコミによるプロパガンダ。。。 国民への洗脳報道の姿勢。。。 それを、自分自身で調べ