クリスマスとサンタクロース

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12月ですね! 師走です。。。
師走はなにかと、ドタバタしますね。。。
12月といえばクリスマス!
24日のイブと、昨日のクリスマスは皆さん
どのように過ごされましたか?
サンタさんの訪れるクリスマスは、
キリストが生まれた日とされています。
昔から12月25日がクリスマスだったのでしょうか?
実は聖書にはいつキリストさまが生まれたか書いてありません。
教会で最初に決めた時は、 1月6日 がクリスマスだったようです。
それはキリストが生まれた時空に輝いた星を見て
東方の三博士が訪ねてきた日だそうです。

キリスト誕生(キリスト誕生)

ちなみにアルメニアでは今でもこの日がクリスマスになっています。
でも、1月6日も、キリストの誕生日ではないのです。
もともとはギリシア神話の女神コレが
アイオン(新しい年の霊。ギリシアでは昔、一年の初めに新しい時間の神様が生まれる)
を生む日だったのです。

アイオン(ギリシャ神話:新しい時間の神)(アイオン ギリシャ太陽神)

キリスト教を広める為に、他の神話のお話を借用したんですね。
1月6日をクリスマスにしたものの、
でも人々がよりお祝いしていたのは12月25日の方でした。
12月25日は、冬になって力を失い死んでしまう
太陽に力を取り戻してもらう為、もう一度生まれて
新しい太陽になってもらうお祭りがあったのです。
北欧では豊穣と平和の神フレイが、
エジプトでは神の王オシリスが、
ギリシアでは太陽神であるヘリオスが、
そしてキリスト教の本拠地ローマでは
サトウルヌスのお祭りがされていました。
まだ、キリスト教 が絶対の信仰ではなかったので、
こうしたお祭りに参加した人も多かったのです。
そしてもつひとつ忘れていけないのは、
初期 キリスト教は禁止 されていました。
ほかの神様のお祭りで、
目がそむいている間にこっそりという感じだったんですね。
そこで、12月25日は誕生日、
神として顕現したのが1月6日ということになったのです。
その後、キリスト教が広がると、
12月25日から1月6日までをクリスマス期間としました。
サンタクロースのモデルは聖ニコラスと呼ばれる人で、
今でいうトルコの辺りの司祭だったといいます。

聖ニコラウス(聖ニコラス像)

彼は聖職者ではありませんが、
裕福で多くの人々に施しをしたといいます。
死後、彼は聖人の名を与えられました。
ただ施し方が変わっています。
窓からお金を投げるというやり方でした。
たまたまあった煙突の側にあった靴下に入ったお金から
靴下の話が生まれたという説もあります。
さて、そんなニコラスさんは各地で
妖精めいたプレゼント屋として名を馳せるようになったのです。
ちなみにサンタクロースはオランダ語で、
シント・ニコロセスというのがなまったといわれています。
現在では煙突を通して、
子供はサンタクロースに願いをかけたといいます。
煙突は天に向かって垂直に伸びるため、
霊の通り道と考えられていたんですねぇ。
煙突を降りてくるサンタクロースは、この世の入り口ではなく、
天からの道を通ってくる。加えてサンタクロースは神聖な人物であり、
地面に足をついてはいけないとされていました。
サンタさんの格好は、昔は白であったり、
緑であったりして妖精っぽかったといいます。
では赤になったのはどうしてなのでしょう。
実は広告がはじまりです。
1931年コカコーラ社はコカコーラのシンボルカラーである
赤を起用して、サンタさんを赤で飾りつけ、広告に出しました。
サンタクロース
赤いサンタさんは非常に見栄えもよかったこともあり、
見る間に広がり、今では当たり前の事となっていますね。
クリスマスはいまや日本でも、
とても愛されているイベントになっていますよね。
クリスマスの時期はなんとなく人々の心をあたたかくさせてくれます。
僕も小さな頃はクリスマスは一番大好きなイベントでした!
小学生の低学年ぐらいまでは、
本当にサンタさんがいると信じていましたし。(笑)
とても夢がありますよね。
来年のクリスマスも、
すべての子供たちのところへサンタさんがやってきますように!

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