厄年を科学する!

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今年はわたしにとって 前厄 といわれる年にあたります。
昔から厄年についてはよく耳にしていたし、
近所で40歳前後のおじちゃん (その頃のわたしにはそう見えていた!?
・・・ということは、子供からみたらわたしもおじちゃん・・・。)
いつか自分にもそう言われる時がくるんだろうなぁと漠然と考えていたら、
つ、、、、ついにきてしまいました!!(苦笑)
ですが、
厄年についてあまり知らない自分を見つけたので、
これを機に少し厄年を勉強してみました。
厄年(やくどし)は、厄災が多く降りかかるとされる年齢のこと。
なんと! 平安時代 にはすでに
この風習は存在していたようです。
平安時代
 
科学的な根拠が不確かで、起源も曖昧ですが、
日本の中では根強く信じられている風習のひとつですね。
陰陽道の説が中国から伝わり、
公家・武士の間で行われていたものが
江戸時代以降一般庶民に広まったとされる説が有力なようです。
男性と女性の厄年は異なります。
本厄は男性の場合は、数え年で25歳、42歳、61歳。
女性の場合は19歳、33歳、37歳とされています。
特に男性の42歳、女性の33歳は大厄と呼ばれ、
凶事や災難に遭う率が非常に高いので十分な警戒を要する。。。
とされているのが厄年の教えです。
厄の捉え方は地方により様々でしたが、
女性の大厄での結婚や、両親のどちらかが厄年の出産を避ける風習は
各地に広く定着していました。
正月を迎えた後、
節分などにもう一度正月の祝いをして厄を跳び越そうとしたり
、また櫛や小銭、節分の豆などを年齢の数だけ
神社の境内に落として厄を落とそうとするなど、
地方によって様々な厄払いが行われています。
厄年祈祷
 
現代では、男性は40歳前半になると、
初めての人間ドックに行く人も多いようです。
これなんかは
とても、理と風習にかなった対策ですよね!!
人間ドッグ
 
厄年だからといって憂鬱な気分になるよりも、
厄年はむしろ自分の健康状態をチェックし、
ライフスタイルや食生活を見直す好機と捉える。
こう考えた方が絶対イイですよね!!
厄年は
人生の1つの社会的節目 であった
と考えることもできます。
女性は33歳の大厄のころになると、
嫁入り後から続いていた実家からの贈答品が打ち切られ、
姑から一家を切り盛りする主婦の座を譲り受けました。
最近ではどうなのでしょう??
こんな認識あるのでしょうか???
もう1人前なんだよって意味ですよね!
また、男性は42歳になると
村落内の神社経営や祭事執行に関わることが許され、
もしくは村落の重役になる地方も多くありました。
これもそう!
男として、地域に貢献するようなリーダーになれ!
もう1人前として、甘えなく社会に貢献せよ!! ということですよね!
だんじり祭り
こ~んな話を聞いていると、
厄年は、男性、女性のそれぞれの社会的な役割に応じて、
人生の大きな境目を意識させ、
一人前にさせるためにつくられてきた風習 なんだなぁと感じます。
 
ですが。。。
このような前向きな考え方はあまり伝わっておらず、
残念ながら厄年の 「 なにか災いが起こるかも・・・。 」 といった
マイナスイメージの方ばかり強調されて現代には伝えられてしまっている感じがします。
これには、神社やお寺などでの 厄年=お祓い といった図式が
大きく関係していると思います。
厄年を 「 一人前の儀式 」 として、
おつとめ&お参りにして、ご祈祷いただくことを大切にした風習の伝え方
していく神社やお寺さんが出てくれば、
後世への伝わり方は、また違った伝わり方をしていくのかもしれません。
 
で、私なりの結論!!
厄年は、今までの人生のアカを落とし
これからの半生を更に更に パワーアップ させて活躍するための
身体と心のチューニングのタイミング!!
である!

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