みなさんアジアのどこかの国へ
旅行にいかれたことはありますか??
エンブリッジは今年から 中国 をはじめとした、
アジア諸国へ事業進出させたい!!
モノを売りたい! といった事業意欲をもつ会社の
アジア事業進出サポートを本格的にスタートさせます。
そんな中、
私自身がもっと深くアジアを知っていくためにも
お隣の国、中国やアジア諸国をもっともっと観察しなくてはなりません。
これからチョコチョコ、 赤井アジア見聞録 を書いてみます。
中華人民共和国、
通称中国(ちゅうごく)は、
1949年に中国共産党によって建国された社会主義国家です。
~毛沢東~
~鄧小平~
今年が60周年にあたるわけですね。
国慶節(こっけいせつ)という行事が10月1日にあります。
日本でいう建国記念日ですね。
この日は中国の方にとっては日本の正月のような賑わいです。
たくさんたくさん消費意欲が芽生える時期なわけです。
私たちのような商売をしていると、商売人同士のこんな話をよく聞きます。
「 中国には気をつけろ! 中国人を信用するな! 」
こんなことを聞くと、私は 日本や日本人が心配 になります。。。
悲しい気持ちになります。。。
正直、アホか。。。 とも、思います。
心配することや、信用しないことを教えてどうしたいのか?
そんなこと教えて隣国との輪が広がりますか??
そんなことだけ教えて儲かりますか????
それでも 商人 ですか???
なぜ、 どうすれば心配せずに商売できるようになるのか?
どうすれば信頼し合える関係を築けるのか?? と、
なぜ教えないのか??
中国人は日本人と見た目はよく似ています。
ですから私たち日本人も
同じような感覚をもっているのかと、暗黙のうちに期待します。
ですが、つい最近まで
自分たちの食べ物も確保できなかった人たちが大勢いる国です。
今だって内陸側の人たちはそうです。
貧しい方々もたくさんいます。
3000年以上にわたり、
幾つもの王朝の興亡を繰り返してきた国です。
いろんな多様な文化、民族、価値観があってあたりまえです。
島国の日本人である私たちとは、
価値観も文化も家族観も当然違ってきてあたりまえです。
中国人がだましているのではなく、
日本人が勝手に自分の理屈やモノサシだけで物事を考えた結果、
だまされたということになっているのだと私は思ってます。
中国では漢族の王朝・明が1644年に滅亡し、
満州人の王朝・清が最後の王朝として中原王朝の座を掌握ました。
有名な映画、 「ラストエンペラー」 の世界ですね。
ですが、阿片戦争(1840年 – 1842年)で
清朝がイギリスに敗れると植民地化が始まります。
さらに日清戦争で日本に敗れたことにより
列強による植民地化が進行する。
これを契機に、「滅満興漢」をスローガンとした、
満州人の支配に対する漢族の革命運動が各地で起こります。
その結果、1911年の辛亥革命を契機として
翌1912年に中華民国が成立(直後に清朝は消滅)します。
あの孫文たちが起こした革命ですね。
実は日本は中国共産党の成立に大きく大きく関わっているわけです。
中国人は信用できない。。。
などと、寝ぼけたことを言う前に、
日本人が自ら
もっと隣国や隣国との歴史をもっともっと勉強するべきです。
大陸はさまざまな国と地つなぎです。
文化交流や商売の連携もしやすい代わりに、
侵略もされやすいわけです。
当然、商売のルールや危機管理方法が違って当然です。
逆に 日本人が無防備すぎる のかもしれません。
私は今の日本の会社、特に中小企業たちは
どんどん恐れずにアジア進出すべきだと考えています。
今の日本に中小企業が生き生きと商売できるスペースやチャンスがありますか?
私はないと思っています。
(皆さん、もちろん自分達が生まれた国にたくさん税金落として、みんなが幸せになれるようにしよう!)
中国を中心として、アジア諸国はこれからです。
まだまだ日本の40年前~60年前の状態な国がほとんどです。
「中国人には気をつけろ!」 ではなく、
逆に彼らの国の歴史や文化を知り尽くして、商売していけばいいのです。
その後は、日本が辿ってきたようなサクセスストーリーを
彼らだって望んでいるはずです。
私たち日本は既に体験者です。
彼らを相手に儲けていく術がたくさん見えてくるはずです。
そうならないとこの国は沈没してしまうのでは。。。
今、中国は日本の魚や野菜、米、
そしてものづくりメーカーはもちろんのこと、医療にまで興味をもち進出してきています。
わたしたちも、負けてはいられないはずです。
皆で海を渡り、どんどん 日本文化を武器 に攻めていきましょう!
自らが動かず、噂を聞いて恐れるよりも
自分の眼と耳、足を動かし感じたものを信じるべきです。
そして勉強も必要です。
アジアは広い!!
きっと、豪快で楽しい商売が待っているに違いありません。