般若心経

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こないだフッと般若心経ってどんな意味なのかなぁと
疑問をもったので、自分なりに勉強してみました。

般若心経は、お釈迦様さまが説かれた
仏教の教えをわずか262文字に集約した
仏教の真理・思想などの教えを説く経文です。
いわば、 仏教経典の超マニュアルですね!!
 
簡単にいえば、

お釈迦さまの教えのエッセンスが凝縮
 されているわけです。
なんだか般若心経という名前にはどんな意味があるのでしょう。
なんだか怖そうな名前ですよね。(笑)
「般若」といえば恐ろしい鬼を想像してしまいませんか?
仏教用語で 「真実の知恵」 という意味をだそうです。
では「心経」とはなんでしょう。
般若の心と考えがちでしょうがそうではありません。
心臓、核心、中心などさまざまな意味をもち、
その解釈もさまざまなようですが、「般若の核となるお経」ということだそうです。

お経の中によく出てくる「波羅密多」(はらみた)とは
お釈迦さまが真実の智慧を得るために行った「修行」を意味します。
その修行は6つの修行で成り立ち、
「六波羅密」(ろくはらみつ)といわれます。
布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧 の6つの修行から成り立っています。
「布施」(ふせ)とは慈悲の心をもって施しを与えるということ。
大切なことは見返りを求めず惜しみなく施すことにあります。
自分が幸せになるためには人を幸せにしなくてはならないという精神の実践ですね。
次に「持戒」(じかい)です。
これは私たちの心身から生じる悪を断じるための教えです。
生命あるものを殺さない。人のものを盗まない。
不倫をしない。嘘や偽りをいわない。酒を飲まない。(苦笑)
んん・・・。これはなかなか現代人には難しいですね。(苦笑)
そして「忍辱」(にんにく)とは、他から加えられる屈辱や苦痛に耐え忍ぶ修行を指します。
「精進」(しょうじん)とは心身を励まし、修行をおさめる努力を継続するということです。
「禅定」(ぜんじょう)は迷いを断ち、心を鎮め明らかにすること。
そして最後の「智慧」(ちえ)は、万物の実相を知り、真理を見極め、
その智慧をもって他者を救うためのものだそうです。
これらの六波羅密をおさめ、万物の実相を知り、
会得することで真の悟りを開くことができる。
つまり六波羅密をおさめるということは、お釈迦さまだけではなく、
私たちも真実の智慧、つまり般若を得ることができるということを意味しているのだそうです。
・・・・・
・・・・・
なんだか難しくなってきました。。。(苦笑)
つまりお釈迦さまがいう六波羅密という修行はまるで人生そのもの。
人の生き様そのものじゃないかと。
私なんて、まだまだ未熟者が経営者させてもらっていますから、
日々日々、六波羅密 みたいなもんだぁ。。。と感じました。
そのように考えると、修行とは特別なことを指すのではなく、
日々の私たちの日常にあるわけです。
そして、こうも考えました。
六波羅蜜をすぐに実践できる人間はいない。
いたら、その人はお釈迦さまです。(笑)
簡単に実践できないことだからこそ、修めたときに悟りが得られるわけです。
そして、六波羅密を得れる得れないではなく、 志すことが大切なのだと。
そしてきっと、その為に大切なことのすべてが仏典に書かれているわけではなく、
六波羅密をおさめることを志せば、人生という修行の中において、
一人一人の心で感じることの中に悟りがでてくるのではないかなぁと。
だけど一朝一夕で簡単に得られるものではないからこそ、
お釈迦さまの弟子たちがお経をまとめてくれたのであり、
わたしたちは誰でも望めば、それらを唱える機会が与えられる。
その機会に心をこめて般若心経をよみ、日々の己を振り返る。
こういう日々の六波羅密の修行の中で、人を思いやる気持ちが湧き出てきたときにこそ、
その人の心の中に仏がいるのではないのかなぁ。。。と。 こう感じました。

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