派遣切りが社会現象になり、数週間が経過しました。
雇用不安が叫ばれる社会。
派遣社員だけではなく、正社員も含め
大企業においては、当たり前のように数千人単位の
リストラが実施されている。
それ程の非難も浴びず。。。
どちらが悪いとか、よいという問題ではない。
ただ確かなことは、国として国家として
日本として、今の状況を放置していてよいはずはないということ。
国の将来は、その国民の未来。
不安が先立つのではなく、
“ 安心 ” を創出していかなくては。
それがなくては、迫りくるものは
犯罪社会を筆頭とした、不安な世相でしかない。。。
今、エンブリッジにも多彩な人材
多様な人材が集まろうとしています。
毎日、毎日 たくさんの履歴書をいただきます。
エンブリッジを志望いただけたこと。
大変大変、光栄だし
嬉しく嬉しく思います!!
だが、お逢いしてみると
正直、心惹かれる方は少ない。。。
まだ、どこか依存しようとしているようにしか感じないのです。
自分がやる!
ということを決断しているのではなく、
何を与えて貰えるのか?
何を教えてもらえるのか?
何が得られるのか?
感じるのは、こんなことばかり。。。
中途入社はもちろんのこと、大卒の新入社員にいたっても
もっと、考え方をあらためるべきだと私は思います。
私はこれからの50年間で
もっともっともっと、 雇用の価値感 が大きく大きく
変わっていくと感じています。
今まで高校や大学を卒業したら、正社員として
雇ってもらうことが普通ではなくなる時代。
もっと言えば、就職できずに
“ 業 ” を興さざるを得ない人が増えるのではないかなと。
独立とか、起業とか、ベンチャーといったような
華々しいイメージではなく、
昔、 近江商人 が天秤棒を担いで
遠いところまで、モノを運び行商をしていたように。
『 A地点からB地点まで私が運びます 』 とか、
『 Aを上まで持ち上げます 』 とか、
『 AとBを私がコラボレーションします 』 とか、
ビジネスモデルのようなものは存在しない、
荷受的な仕事の “ 業 ” を興す個人が
増えざるを得ないような気がします。
正社員になれるのは、一部の人材。
その筆頭は 0から1を 創出することが好きな人や
やはり、人間力豊かな、知的好奇心溢れる人なのでしょう。
特に学生さんに伝えたい。
もっともっと 覚悟 すべきです!
皆さんは、社会に出る為の基礎教養を身につけて
学校を卒業してくるはずなのです。
何を貰えるか、教われるか???
ではなく、
自分が何を提供できるのか!
ということが大切だと。
私はそのように思うのです。