原点

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先週の土曜日に、 久しぶりに

懐かしくもあり、厳しくもある、

あたたかい顔ぶれに逢ってきました。

高校時代の 水泳部の同窓会 だったのです。

わたしにとって、

高校時代の部活動は

あらゆるものの原点になっています。

行動、 思想、 体力、 健康、 etc・・・

高校時代の水泳部で得たものは

数限りがありません。

 

わたしたちの水泳部は大阪府下でも

ちょっと有名なクラブです。

 

いえ、

まったくの 無名の公立高校だった

ど素人集団を率いて、厳しく育て上げ

エリートを全国から集めてくる私学の連合に対してでも

戦えるクラブに、鬼将軍だった顧問が育ててあげたのです。

 

その練習、 そして顧問の指導ぶりは

そらもう激しく、その厳しさだけでも有名になりました。。。

 

いまだに、高校時代の合宿よりも、辛く厳しいものはありません。

 

なにしろ、一日に 2万5千メートル も泳ぐのです。

一日でですよ!!

100M × 100本 とか・・・(汗)

ほとんど、カッパです。。。

 

経営していて、しんどい時に

よく当時のことを振り返ります。

 

ある時、顧問が合宿の練習開始前に

全員を集め、円陣を組ませ、このようなことを言いました。

 

「 今日、今からするような練習をしても水泳が強くなるわけではない。

  しかし、お前らの 心は確実に強くなる。 いつか、人生の中で辛くしんどいことが

  あっても、あの時の練習よりはマシやと、思えるようになる。 だから頑張れ。 」

と。。。

当時は、


「 なんじゃ、そりゃ~。。。  

    今、強くならんのなら、やめてくれ。。。 」

と、思ったことも覚えていますが、

今ほど、あの時の練習に感謝することはありません。

顧問のおっしゃったように、

あれ程、厳しいことはまだ社会ではありません。

そう言い切れる程の経験を高校時代にさせていただいたことは

今では、何ものにも変えがたい 珠玉の価値 として

私の心の支柱になっています。

そんな時代を共に過ごした 仲間 との酒は格別です。

そして、そんな時代の たった一年の年長者との

関係もまた格別なのです。

社会に出れば、一年ぐらいの年の差は

意識するほどではなくなってしまうことも多いでしょうが

高校時代の一年は、今の十年差以上に匹敵します。

でも、

だから、厳しいけれど楽しく、

「 赤井っ! 」と呼び捨てにされることもまた心地よいのです。

知らぬまに、呼び捨てにされるような

自分の周りの関係性では少なくなってきました。

自分の上に人をおけることにも

喜びはあるものです。

叱ってもらえる厳しさ程の優しさは

ないのかもしれないと、気持ちよく杯を傾けながら

同窓会を満喫してきました!!

では、

  あの頃に 乾杯!!!

 

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